家出の末の出稼ぎ、住み込みするならバレたらアウト

10代後半にもなってくると、家庭環境などを理由に家出を考える人もいます。
この年頃なら一人でもなんとか稼げ、生きていけると考えるからですが、現実的に住所不定の家出人を雇ってくれるところはほとんどありません。
そこで多くの人が風俗の世界へと足を踏み入れます。

「住める・稼げる」求人情報

アパート家出をしたとして、まず必要なのはお金住むところです。
仕事をしなければいけませんが、住所を実家にして雇ってもらっても当面本当に帰るところがないのは困ります。

家を借りるのもお金がかかります。
そこで、求人情報を見た時に「日払いあり」「寮完備」「交通費支給」などまさに自分が求めていた条件があれば、やはり飛びついてしまいます。
しかし、求人情報はあくまで面接に来てもらうための情報で、必ずしも正しい情報とは言い切れません。
実際に交通費は上限があり、寮なんてものは存在しないと言われた人もいます。

寮が無いなら働けないと伝えると、多くの場合他の店を紹介されます。
系列店の時もありますし、ただのつながりのある店という時もあります。
こうして、いい条件を求人に載せ、面接に来た子をどこかで働かせるグループのネットワークが存在します。
家出をしてとにかく住み込みで働きたい場合、嘘かもしれなくてもいい条件を出している店に面接に行くことでどこか働き口は見つかります。

しかし、最も楽に見つけるには、スカウトサイトに登録することです。
登録は無料で、自分の条件にあった店を紹介してくれます。
有名なスカウトサイトは「高収入求人ミミロケ」「Qプリ保障」「Motto!」があります。

自分の素性

働く店が決まったとき、自分の素性についてどこまで話すべきでしょうか。
きちんとした店の場合、働くときに本籍入りの住民票の提出が必要です。
これは従業員名簿を作るためで、法律で決まっていますので、住民票を要求してこない店は違法営業店です。
住民票を提出することで、本籍はバレますが、家出かどうかまでは分かりません。

住み込み希望ということで、店側も大方察していることが多いですが、自分の口から言うのは慎重になったほうがいいかもしれません。
実際に、家出だと伝え、住み込みで働いていた風俗嬢は、都合よく利用されたと言います。
家出をして、住むところも働くあてもないのだから、少々無理を強いても辞めないだろうと思われるからです。
ヘビーなシフトを組まれたり、癖のあるお客さんにばかりつけられたり、過度なサービスを要求されたりします。

家出人ということで完全に足元を見られます。
また、少ない休日も休憩扱いされ、事あるごとに呼び出しの連絡がくることもあります。
家出人の後ろめたさや、クビになったらまた大変なので、それに応じることになり、そんな事を続けていると、身体を壊す可能性もあります。
実際に、強制的な労働と気が休まる時間が無いことで、ストレスと過労で倒れる風俗嬢は少なくありません。

ストレスそれでも家出人である限り、頼れる人も店の人くらいしかおらず、またさらに恩を売られ、体調が戻ればまた同じことの繰り返しです。
仮にそれに耐えられず辞めたとして、また風俗で働けば、家出人という素性は筒抜けの場合が多いようです。
風俗業界の横のネットワークが強いからです。
そして次のところでも同じような待遇を受けることもあります。

それを避けるには全く違う土地に行くしかありませんが、それには労力もお金もかかり、あまり得策とは言えません。
それでもまた他の店を探す場合、住民票が必要になり、これはコピーは認められないので、あらかじめ複数用意する必要があります。
稀に、家出人だと知れても大丈夫な店もあります。
それは大手のグループ店です。

名前が大きい分、警察にも敏感で、何より無茶な働き方を強制して、女の子に訴えられたら店のイメージにも関わり、客足や求人に影響が出るからです。
そのリスクを嫌い、女の子を丁重に扱う店は大手には多いようです。
しかし、大手のグループ店の中には、そもそも家出人を雇わないという方針の店もあります。
これは親が抗議に来たり、捜索願の関係での厄介ごとが起こったり、有事の際に身元引受人に不安があったりと店側にリスクがあるからです。

もしくは、実績を積み、「辞められては困る女の子」になることです。
店の売り上げに関わるなら、いくら家出人といえど、無下には扱えなくなるものです。

寮のトラブル

「寮完備」の店は確かに住むところを提供してくれますが、ほとんどの場合、普通の賃貸物件を又貸ししている状態です。
入居費用は後々給料から引かれていきます。
つまり前借(借金)です。
もちろん完済するまでは店を辞めることはできません。

家賃は毎月給料から天引きされることが多いですが、その家賃は相場より高い場合がほとんどです。
それだけでなく、マスターキーを店の関係者が持っていて、過去には性犯罪も起こっています。
店の用意した「」にいる限りそれ相応のリスクが付きまといます。
また、寮に定住することで、親戚などから捜索願が出されていた場合、捕まりやすくなります。

居留守を使おうにも、店側はマスターキーを持っていますし、警察には協力せざるを得ないからです。
しばらく働けば、新生活を始められるくらいのお金は貯まります。
できるだけ早く、自分の名義の家を借りるのをお勧めします。

未成年者の場合

家出人が20歳を超えている場合は法的に成人なので少ないですが、未成年の場合、保護者が店側に抗議することが多々あります。
手錠もちろん雇用契約を家出人本人と交わしてはいますが、未成年者の場合は保護者の同意が必要となり、それが無い限り、抗議されれば雇用契約は解消されます。
それで済めばいいですが保護者が「未成年の家出人を雇うとは何事か」と警察沙汰にしたケースもあります。
18歳以上であれば風営法としては問題ないですが、店側からすると迷惑でしかありません。

そして居場所がバレた以上連れ戻されることは必然です。

まとめ

家出人の身で、その事情を明かし、住み込みで働くことには多くのデメリットがあります。
ただの出稼ぎの女の子だと言っておく方がいいでしょう。

しかし、自分の環境を変えるために家出をして、自分で生きていくと決めても、いざ「帰りたくても帰れない」状況になると心細いものです。
自分の事情を話せず、理解者がいない上に、慣れない仕事に心身ともに疲れてしまいます。
そういう意味では家出していることを誰かに知ってもらえたほうがいいかもしれませんが、人の口に戸は立てられないものです。
一人に言うことで次の日には3人が知り、1週間もすれば周りは皆知っていると考えるべきです。

なので、自分の事情を話すとしたら、その相手を慎重に選ぶ必要があります。
家出をして単身風俗嬢となり、生きていくのはとても厳しい壁が待ち受けています。
今の環境から逃げたい一心で、外の世界に自分の思う理想の世界を夢見て、家出をするのかもしれません。
しかし、その前に一度考えてみてはどうでしょうか。

例えば、せめて学校を卒業するだとか、家を借りて新生活を始められる資金を貯めてから家を出るだとか、冷静に現実的に考えれば、今の環境を脱する方法は家出からすぐ住み込みの風俗嬢になるよりほかにあるように思います。
それでもどうしても今すぐ家出をしたいなら、その事情は隠しておく方がいいでしょう。

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